さて、リビングとなる8畳間の洋室火も終わり、隣の神棚のあった和室を手直ししている最中なのですが神棚の撤去も天井の処理も終わり、今回もコストをかけずにアクドメールで下地処理をしてから、つやなしの水性ペイントで塗装しようと決めていました。……が、
アクドメール(2倍希釈)を塗っていると、どんどん表面の繊維と中の砂地が崩れるところがあるではありませんか!!
そういえば、初めに古屋を買ったときに雨漏りがあるのは分かっていたので、購入後すぐに雨漏りは直してもらったのですが、さすがに中の壁までは気にしていなかった!!今回の箇所はちょうど雨漏りしていたところの下にあたります。
ということで、急遽作業工程を変更。
こちらの砂壁の面にはべニア板を張り付けて、壁紙を張り付けていく形にしました。
でも全面はさすがに時間的にも体力的にもコストの面からも効率が悪いので、その崩れた箇所上の方の面積が狭い面2枚だけべニア作戦で残りは水性ペンキ塗装で対応したいと思います。
この脚立の上の壁が、今回の現場です。
まずは残りの壁を塗装
では今回も残りの壁は以前作業をした8畳間の様にアクドメール&水性ペイント(カインズブランド)Whity Colors(pure white)を使用しました。
アクドメール処理後の映像を撮り忘れてしまいました。(+o+)
スミマセン<m(__)m>
砂壁の塗装の記事はこちらをどうぞ。↓
ベニヤを貼る予定の砂壁を一部壊して、柱の状態を確認する
さてお次は砂壁の撤去と中の柱の状態の確認です。
以前、この部屋の裏側の廊下の壁を漆喰仕上げにするために裏の廊下の砂壁は撤去しているんです。
その作業の大変だったこと。(かなりの重労働でした(^_^;))
なので、今回は出来る限り砂壁をそのままで、その外側にべニアを上手く貼れれば良いなあ~と思ってました。
崩れた砂壁に周りをのみと金づちで丁寧に穴をあけて、中の柱の状態を見たいと思います。
砂壁が崩れたところの下には砂壁に亀裂が入っています。
そこから、鑿と金づちで穴をあけていきます。
何か怪しい感じですが、柱は堅かったです。
このまま行けそうかな・・・でも油断は禁物です。
柱の全体が見えるまで、砂壁を壊し続けます。
すると…
柱部分が全貌を現したところで、壁を全部崩したところ、柱がスカスカで素手で折れそうです。
という事で、新たに柱を増設する事に決定!!です。(´;ω;`)ショボン…。
撤去していて思ったのですが、砂壁の作りってすごいですね。
砂壁の中は竹で格子状に組まれていて、その間を砂壁の材料となる藁や泥が絡み合うように組まれてました。(雨漏りで壊れている個所は問題なく簡単に崩れるのですが、それ以外はなかなかの重労働でした。)これでは、なかなか崩れないわけですよね。この小さな1面で軽く2時間は超えました。
まさに先人の知恵。
ということで、今日一日は砂壁の撤去を真っ黒になりながらやりました。
ダメになっていた柱は「よく見たと所ここの一本のみでした。(良かった…♪)
次回は柱の増設をします。
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