以前、古屋で床下収納庫を取り付けた際に、検索がかなりありました。
巷では「床下収納庫が壊れて困っている」方の多さを感じ、自分なりに床下収納が壊れた時の対処法を調べてみました。困っている方に少しでも早く解決してもらいたく、今回の記事を書きましたので、参考になれば嬉しいです。
お悩み解決の方法としては
- 補強材を使って補強する。
- 蓋を交換する。
- 業者に依頼する。
の3パターンになります。
上に板を乗せたり、ぐらついてたりしてても見なかったことにするのは、一時しのぎで安全性の面においても危険(転倒の原因になる)なので、早くきちんと解決したいものです。
以前、床下収納をDIYで設置した経験から、蓋を直すのは難しくはないと感じました。以下の記事を読んで是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
補強材を使って補強する
床下収納庫の蓋は3つの構造から出来ています。
①外側の金枠部分
②床板(仕上げ材と捨張合板)
③補強材
大体が金枠に仕上げ材を入れてビス留めした後、裏側に補強材を取り付けるのですが、フローリング材や合板の木目と垂直に補強材を付けないと、強度が落ちてしまいます。
また、補強材を真ん中に1本入れるのと3分の1のピッチで2本入れるのでは強度が変わってきます。
以前私が取り付けた床下収納の蓋は、補強材を2本付けてます。(木目に対して垂直に付いています)
一番簡単な補強方法としては、補強材を追加してみる方法です。補強材が現在1本の蓋は位置をずらして、2本にする等してみて下さい。
ネットショップでも補強材のみで購入することが出来ます。
【モノタロウ】
探したのですが、私の検索した限りではサイズの記載が無かったです。
【ヤフーショッピング】
画像は600サイズです。
【楽天市場】
これが450サイズで
吉川化成 SAN-450 KYハウスハッチ用補強材 450用 ビス付 SAN450 価格:767円 |
これが600サイズです。
吉川化成 SAN-600 1本 KYハウスハッチ用補強材 600用 ビス付 SAN600 価格:793円 |
※価格は変更している場合がございます。
ご自宅のサイズは計測するなりして確認して下さいネ。
金枠にビスを通すわけではなく、木材に通すのでサイズさえ合えば取り付けは簡単です。補強材は1本から2本取り付けるのが主流ですが、一時的なDIYでしたら場所を変えたり、本数を増やすこともありかとも思います。
とはいえ、仕上げ材の木材が破損していることも考えられるので、もしそうなると補強材の追加や交換だけでは、安全性には問題ありかと思います。
蓋の外側の枠が曲がっていなければ、一度蓋の金枠から古い床材をはずして新しい床材を取り付けてから補強材を付けるという手段もあります。
蓋を交換する
蓋を交換するには、①蓋を分解して床材を交換する方法と②床下収納庫の蓋を購入して金属部分も含めて交換する、2種類の方法があります。
どちらにしても、床材はDIYで作らなければならないので、計測が必要です。床下収納庫の蓋を新たに購入して取り替える場合は、適合するサイズの確認は忘れずして下さい。
点検口の蓋はアマゾンや楽天、モノタロウ、ヤフーショッピング色々なショッピングサイトや大手のホームセンターでも購入できます。
※価格は変更している場合がございます。
ダイケン 床下点検口 HDE45B ブロンズ 4968957503080 (123945) 価格:2,330円 |
ダイケン 床下点検口 HDE60B ブロンズ 4968957503097 (123946) 価格:3,052円 |
必ずサイズを確認してから購入して下さいネ。
では床材を作っていきます。
床材は仕上げ材(フローリング材やクッションフロア、クッションタイル等)と捨て張りの合板を合わせたものです。枠の内側の厚さ巾や仕上げ材の種類により、合板の厚さが変わってきますので、計算が必要です。
まず蓋のビスをはずして補強棧、床材、金枠に分解してから、金枠の内側の幅(またははずした床材の厚さ)を計ります。
金枠の内側の厚さ巾-仕上げ材の厚さ=捨て張り合板の厚さです。はずした床材が残っていたらその巾がこれから作る床材の厚さとなります。
フローリング材を使用する場合はご自身でカットすることになりますが、CF(クッションフロア)やクッションタイルを使用する際の捨て張り合板はホームセンターで購入するとカットできる場所もありますので、サイズのみ伝えればカットしてもらえます。その際に、カットサービス可能な木材のサイズ(場所によっては小さいサイズはカットしてくれない所もあります。)や実際に店舗で購入した木材以外はカットできない所もあるので、確認をしてから購入するようにして下さい。
取り付け方に関しては以下の記事を参考にして下さい。
業者に依頼する
そうはいっても、力も無いし、不器用だからちゃんと
と直せるかしら…。
道具もないし、やっぱり面倒くさいなぁ…。
という方も、いらっしゃるかと思います。
そんなときは、専門家に直してもらうのが一番です。なんと言ってもプロの仕事なので、安全性も見た目も間違い無しです。専門の業者さんは複数ありますので、きちんと見積もりを取った上で、施工してもらうようにしましょう。主だった業者を挙げておきますが、もっとたくさん見積もりを出してもらうようでしたら「床下収納蓋 修理 業者」で検索すると多数出てきますので、ご自身で検索してみるのも良いでしょう。
まとめ
床下収納の蓋の調子が悪くなった、壊れてしまったときの対処法としては
- 補強材を交換または増設する。
- 蓋を交換する。①床材のみを作って交換 ②床下収納蓋を購入して、金枠ごと交換
- 業者に依頼する。
それぞれ、症状や予算、好みによって対応はかわりまえすので、ご自身に合ったチョイスで快適な住まいを作って頂ければと思います。
住まいは外でのストレスを癒やしてくれる、大事な場所です。納得のいく処置で心と体をしっかり充電出来る、愛着の持てる素敵なお家に仕上げて下さい。
番外編
もうこの際だから家ごとキレイに建て替えてしまおうと考えている方は、たくさんの業者が比較検討できる会社を載せておきますので、色々と検討するのはいかがでしょうか。